モラトリアム旅行記

仕事を辞めてプラプラ旅行しています。

【カンボジア シェムリアップ】 アンコールワット 第三回廊

やや遅めの昼食後、アンコールワットへ。

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アンコールワットは西向きに建てられているため、午前中は逆光。

午後の観光がおすすめなのですが、

 ほとんどのツアーが夕焼けに染まるアンコールワットを見るために集まってきていて、

それまでに回廊の見学を終えるため、15時頃からツアー客の量が増えます。

 

現地ガイドが「混む前に行ったほうがいい」とかなり速いペースで見学を終え、

5分ほど待って第三回廊に上がる階段を上ることができました。

もう少し時間がたつと30分~45分程度待つそうです。

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第三回廊に上る階段はかなり急こう配。

登りはいいのですが、帰りは怖い。

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第三回廊からの眺め。

アンコールワットがジャングルの中にあるというのがよくわかります。

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また、第三回廊はレリーフが下の回廊よりも美しく残っています。

視覚的にちゃんとズレて見えるよう計算されているのもすごい。

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アンコール遺跡全体に言えることですが、

修繕の仕方は、細かいところを見ると正直雑なところもあります。

石で作ってあった部分をコンクリートで作ってしまったり、

接着に使っているコンクリートがはみ出ていたり、

硫酸をかけて磨いたためにシミが残ってしまったり、

彫刻のエッジがなくなってしまったり。

 

今も柱が少しずつ下の部分が欠けてきていて、

いつか中に入れなくなるのではないだろうかと懸念に感じました。

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各国政府の補助を得て直しているそうですが、

柱の下はちょうど彫刻が施されている部分。

セメントぺっ では直せないと思うので、どんな風に修繕されるのか興味湧きました。

 

少し第三回廊でのんびりしてから、夕日に染まるアンコールワットを撮影すべく

下におります。

 

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後日、自由時間ができたので、

13時頃にもう一度アンコールワットに行ってみたのですが、

ツアー客がほとんどおらず、とても空いていて、

ゆっくり内部を見たり写真を撮ったりできて、

第三回廊にも待ち時間ゼロで上ることができました。